Furscience

Furscience(ファーサイエンス)は、ファーリー(ケモノ)に関して心理学・社会学研究を行っている学際研究チームです。

このたび、アジア初となる実地調査がJMoF 2025で実施されます。また、実際の研究者が来訪し、これまでの経緯・実績を紹介したり、活動・研究に関する質問にお答えしたりする機会も設けます。

アンケート調査には日本語で答えることができますので、ご興味のある方はぜひご協力のほどよろしくお願いいたします!

Furscienceとは

Furscience(ファーサイエンス)は、実際に学術機関などに所属している科学者が、ファーリー(ケモノファン)の研究を通じてそのファンダムをより深く理解し、ファーリーに関する学術文献を広める活動を行っている、学際研究チームです。また、ファーリーに関する誤った情報に反論し、一般の方々や主流メディアのファーリーに対する理解を深める活動も行っています。

活動内容

学術関係者として、定量的かつ定性的であることに依拠しつつ、ファーリーとそのファンダムに関する問題提起を学際的な方法論を用いて行い、データを収集します。ファーリーコンベンションに参加して、アンケート調査やインタビュー調査を実施し、収集したデータを分析・研究します。分析・研究の結果を、ファーリーファンダムとは別のファンダムや、ほかの社会的グループ、および一般の方々と比較します。

研究から得られた科学的知見は、ドイツ・Eurofurence(ユーロファーレンス)やアメリカ・Anthrocon(アンスロコン)などのファーリーコンベンション、オランダ・ISRI(国際アイデンティティー研究協会)などの学術会議、それ以外にもさまざまなオンラインプラットフォームを介して発表しています。Furscienceの研究はエビデンスに基づくものであり、倫理的に承認されているとともに、大学や政府の資金援助を部分的に受けています。また、査読付きの学術雑誌やFurscience公式ウェブサイトに研究結果を掲載しています。

JMoFにおける活動について

JMoFでは、ファンダムとそこでの経験について、さまざまな社会学的・心理学的な設問を行い、上掲の調査を継続します。アンケート調査にアクセスできるQRコードが掲載された名刺も配布します。

また、これまでの研究から得られた最新のファーリー研究を発表する機会も設けています。お友達をひとり二人お連れになって、ファーリーの科学に関するアツい質問をたくさんお持ちください。初めての方でも、「greymuzzle(グレイマズル)」の方でも、きっと学びを得られると信じています!

Furscienceについて、詳しくはFurscience公式ウェブサイトをご覧ください。

トーク企画

Furscienceチームに所属する実際の研究者が来訪し、これまでの経緯・実績を紹介したり、活動・研究に関する質問にお答えしたりする機会を設けます。ご興味のある方はぜひお越しください!

企画名

Furscience Talk

開催日時

2025年1月10日(金/1日目)15時30分~16時30分

場所

1F ホールC・D