2023年
JMoF 2023
- 開催期間:2023年1月5日(木)〜8日(日)
- 会場:ロワジールホテル豊橋(愛知県豊橋市)
- テーマ:バック・トゥ・ザ・JMoF
- ゲストオブオナー:ほりもん 様
- 参加者数:1,423名
- チャリティー:
- 豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)
- 寄付総額:2,206,750円
VR JMoF 2023
- 開催期間:2023年1月5日(木)〜8日(日)
- 会場:VRChat、Neos VR、JMoF会場(オンライン・現地同時開催)
VR JMoF 2023 Prologue
- 開催期間:2022年10月22日(土)
- 会場:VRChat、Neos VR(オンライン)
JMoFイラストコンテスト2023
金賞
『時の管理者』らいじん さん 作
銀賞
『人類史に吠えろ』ぷっくん さん 作
銅賞
『Fun tonight!!』まあかす さん 作
ケモノストーリーコンテスト2023
※ この項目の内容は日本語のみで提供します。ご了承ください。
大賞
掌編部門
野良笛やおふう『Back me to the ◯』
※ 敬称略
選評
荒廃したとある星を舞台にした、美しい童話のような物語。だれかを幸せにする役目を果たすのをずっと待ち続けるしばはちと、星間移動船でその星に流れ着いた天満うさぎのヨミ。その二人だけで進行するストーリーはどこか寂しさを覚えるも幻想的。純粋無垢なヨミと健気で優しいしばはちの他愛のない「もちつもたれつ」の関係が、軽妙な比喩と多彩なオノマトペによって生き生きと描かれている。孤独だったしばはちがヨミの体温の記憶とともに眠りに就いた最後の一節では、愛おしさで胸がいっぱいになる作品だった。
受賞者コメント
やまねこよだか改め、野良笛やおふうです。掌編は初めての応募です。短編を書き終えて、締め切りまで少し時間があったのでダーッと書きました。江國香織さんのとある作品を読んでいた時期でした。地の文とセリフが全部ひらがなになっているパートがあって面白かったので、しばはちのセリフに突っ込みました。今回の受賞は、ケモノ文学界にとっては小さな一歩でも、自分にとっては大きな飛躍になりそうです。In Other Words、言い換えるなら、これからもっと頑張れそうということです。頑張ります。ありがとうございました。
短編部門
大竹 和竜『バックパック・トゥ・バック』
※ 敬称略
選評
独特な世界観とキャラクターに、「バックパック」という素材を組み合わせた挑戦的な作品。竜という空想生物を登場させながらも、実際の日本の地名を出した旅小説になぞらえることで、現実感のあるものに仕上げているバランス感が素晴らしい。特徴あるサブキャラクターたちのおかげで冗長になりがちな旅を盛り上げ、クライマックスでは設定をうまく活かした戦闘があり飽きずに読むことができる。また、ミステリー的な要素が解決するラストにより、読後感も非常に良かった。
受賞者コメント
この度は大賞候補に選出いただき誠に嬉しく存じます。「今や人類の半分が竜になってしまった」冒頭のこの一文を思いついたのがこの作品の始まりでした。が、締め切りの早いJMoFストーリーコンテスト、うまく描き切れるか不安な日々を過ごしました。参加者の皆さんも同じような気持ちに向き合って打ち勝って、作品を出していると思われます。ゆえに、毎年の応募作品には、皆さんにとっての一作、があるのではないか、と感じる次第です。まだ始まったばかりの2023年ですが、JMoFの運営、参加者の皆様の一年のご多幸をお祈り申し上げます。
入賞
掌編部門
- 犬村ゼン『帰郷』
- Ring_chatot『俺の趣味』
- 野良笛やおふう『Back me to the ◯』*
- @Y『ぼくがオオカミの話をかく理由』
- モチヅキ イチ『やまびこ』*
- ぺりかん『海原の月』
- 辰巳ルペ『きみがかえった日』*
※ 敬称略・順不同、*印は大賞候補作品
短編部門
入賞
- 神木書房『背中合わせの恋人たちへ』
- 大竹 和竜『バックパック・トゥ・バック』*
- 野良笛やおふう『嘘つき達の秘密基地』*
- すあ『黒と白の境界線』
※ 敬称略・順不同、*印は大賞候補作品
着ぐるみクリエイターコンテスト2023
アーカイブ動画
※ 出場者に関する情報は、エントリー時点での情報を記載しているため、現状と異なる場合があります。また、予告なく内容を変更する場合があります。
グランプリ
「フェスティ」(フェスティさん)
芸術賞
「かおり」(セタさん)
技術賞
「桜琴」(麿さん)
挑戦賞
「レジ」(Campbell,W.D.さん)
Japan Furries Photo Competition 2023
Japan Furries Photo Competition 2023の結果は、Japan Furries Photo Competition公式ウェブサイトを参照してください。